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心理系大学院院試体験記!4ヵ月349時間で合格

こんにちは!心理系大学院に合格をいただきましたあみかです。

 

 

せっかくですので、後進に向けて体験記を残しておきたいと思います。

 

 

記事タイトルに4ヵ月349時間とあります通り、かなり短期決戦で挑みました。

もちろん短期決戦で挑もうとして短期決戦になったのではなく、中々受験勉強に手を付けられなくて時間が無くなっただけです(汗)

 

勉強期間が短いというのは大変焦り胃に悪いですし、長い方が合格しやすいに決まっているので、皆さんは反面教師としてもっと早くから勉強することをお勧めします…

また、もし受験まであと少ししかないのに勉強が進んでいない!という人は、これを見て、最後まで諦めずに頑張ってください!

 

それでは、時期ごとに、これまでの経験をお話をします。

 

 

受験勉強開始前

 

大学1~3年

 

受験勉強を始める前の基礎力がどの程度だったのか簡単にお話します。

 

まず、大学の授業は真面目に受けていた&心理学の授業はできるだけたくさん取りました。

しかし、それを復習するとか、自主的にたくさん本を読むといったことはできていませんでした。

 

また、2年のときに心理学検定を受けました。

最初は6科目受験をする予定でしたが、だらけてしまい、最終的に3科目受験しました。

 

「原理・研究法・歴史」「学習・認知・知覚」「社会・感情・性格」の3科目で、絞っただけあって合格することができました。

 

 

心理英語に関しては、大学の授業で英語の心理学の本を読む授業をいくつか受け、練習していましたが、自主的に学習することはしていませんでした。

 

その他、英語の基礎学力としては、なんとか英検2級合格する程度です。

個別指導のアルバイトにて中学生の英語を教えていたので、中学英文法はほぼ完ぺきでした。

しかし高校英文法には不安が残る程度です。

 

また、単語は早く勉強した方がいいだろうと「心理院単」という心理系の単語帳だけは早めに買っていました。

 

しかしここでもだらけ、手を付けたのは3年の冬からです。

しかも、その一部の「一般」のところを4周した程度でした。

つまり、その一部の単語が「見たことがあるが、覚えていない単語」になった程度です。

 

というわけで、一般的に3年後期頃から受験勉強を始めるべきと言われていますが、全くと言っていいほど勉強できていませんでした。

 

 

大学4年:受験勉強開始

 

4年からは1か月ごとに詳しく書いていこうかと思います。

勉強時間は勉強時間記録アプリ「Studyplus」に記録していたので、それに基づいて記載していきます。

 

大学の授業やその予復習等以外の勉強をカウントしています。

 

4月

 

総勉強時間:6時間

 

心理学:3時間30分

心理英単語:2時間30分

 

 

はい、1か月で6時間でした。

舐めていますね。

記事タイトルに「4ヵ月で合格」と書いている通り、4月、5月は勉強していません。

 

一応心理院単と心理学の用語のまとめをしようとしていました。

 

 

5月

 

総勉強時間:7時間30分

 

心理学:2時間

心理英単語:5時間30分

 

 

4月から1時間30分だけ増えました。

増えたと言っても誤差の範囲で、勉強していませんでした。

 

内容は4月と同じで、心理学の用語まとめと心理院単です。

 

 

6月

 

総勉強時間:53時間

 

心理学:21時間

心理英単語:17時間

心理英語:8時間30分

研究計画書:6時間30分

 

 

6月から受験勉強を始めました。

平均すると1日2時間ですが、ここで初めて毎日継続して勉強ができるようになりました。

 

内容は、主に4、5月と同じで心理学の用語まとめと心理院単をしました。

それから心理英語の長文読解を少し。

 

研究計画書にも手を付け始めました。

他の勉強はもっと早くからやっておけばよかったと思いますが、研究計画書だけは6月からでも問題なかったように思います。

 

自分の志望大学院の願書提出が8月末~9月初頭でしたので、3ヵ月ほどです。

もう1ヶ月余裕を持てると更に安心だと思いますが。

 

 

7月

 

総勉強時間:82時間30分

 

心理学:24時間

心理英単語:17時間

心理英語:13時間30分

研究計画書:28時間

 

 

少し勉強時間が増えました。

といっても平均1日2~3時間、6月とあまり変わりませんが。

 

成長が亀の歩みです…。

 

 

6月との違いは、心理英語が少し増え、あとは研究計画書が進みだしたくらいです。

 

心理英語は、単語を覚えないと長文読んでも仕方がないだろうと思い、勉強の割合をあまり増やさないようにしていました。

これは正解だったように思います。

 

(しかしもっと早くに単語を覚えておけば、この時点で長文に取り組めました)

 

それから、この頃から用語まとめの際に、1冊の本ではなく、いろいろな参考書を使用しました。

 

 

8月

 

総勉強時間:122時間30分

 

心理学:63時間30分

心理英単語:16時間

心理英語:33時間

研究計画書:5時間30分

面接対策:4時間30分

 

 

8月は私なりには頑張りました。

平均すると1日4時間です。

 

実は週によってかなりばらつきがあったりします。

 

内容的には単語は据え置き、心理学と心理英語をガツガツ勉強しました。

 

単語に関しては、心理院単はほとんど覚えてきたので、長文を解きながら怪しい単語を抽出してひたすら覚えていました。

 

心理学は、まとめた用語を1用語5分×9=45分を1セットにしてひたすら覚えていました。

 

研究計画書は7月の時点でほぼ完成していたので、人に見せて添削してもらったのを調べ直して修正した程度です。

 

 

9月

 

総勉強時間:77時間30分

 

心理学:33時間

心理英単語:9時間

心理英語:12時間

研究計画書:10時間30分

面接対策:13時間

 

 

9月は勉強時間が減っているように見えますが、9月15日で勉強終了したので、密度はやはり上がっています。

1日平均5時間です。

 

毎月1時間ずつ増える現象はなんなんでしょう(笑)

 

 

本当に受験直前期だったので、面接対策に時間を割きました。

面接が苦手なので、人よりも時間を使っていると思います。

不安なので一人でぶつぶついったり、家族と練習したり(一人暮らしのためLINE電話)、とにかく練習しました。

 

 

それから、出願の準備が締切の直前になっていたので、いろいろと時間を取られました。

 

証明書に関して不具合があった時には、出願先の大学院に何度も連絡して勉強に手が付きませんでした。

手書きの研究計画書や志望理由書作成にもかなり時間を取られました。

受験料振り込みも銀行が遠くて、閉まる時間の都合でテンパったりしました。

 

事務的な作業が予想以上に多かったです。

 

 

本当に、手書きの書類は危険です!

合計10時間は軽く取られました。

 

早めに取り掛かりましょう…。

 

 

この時期の勉強内容としては、過去問をもう一度解いて時間配分等を見直したりしました。

その他は基本的に今までと同じように勉強をするようにしました。

 

 

この時期は1日平均5時間勉強している計算になると先ほどお話ししましたが、願書のあれこれを含めると四六時中受験に関する何かをしていました。

 

大学の後期もまだ始まっていませんでしたし、バイトもお休みいただいたので、家で引きこもって受験勉強をしていました。

 

 

勉強開始時期が遅かったのを痛感していたので、もうだめだと絶望的になったり、それでもできることをやるしかないと前向きに勉強に打ち込んだりと、落ち着かなかったように思います。

追い詰められていました。

 

こんなんでも合格できたんだなぁとしみじみ思います。

 

 

受験を振り返って

 

さて、改めて勉強期間も短く、総勉強時間もかなり短期間で無理やり詰め込んだなぁと思います。

 

ここまで書いておいて何ですが、みなさんは、絶対に、マネしないでください。

絶対に早い時期から受験勉強を始めた方がいいですし、あと少ししか時間がない人はもっと1日当たりの勉強時間を増やした方がいいです。

 

 

私は勉強を効率化することが好きで、勉強の質は高い方だと思っています。

様々なスマホアプリを駆使して暗記をしやすくしたり、参考書の使い方も無駄が少なかったと思っています。

 

文字数カウントが可能で安く広告完全なしにできるメモ帳アプリ、英単語を調べるためのアプリ、英単語を覚えるためのアプリ、文章を読み上げてくれるアプリなどを使いこなしました。

 

個別指導のアルバイトをしているだけあっていろいろな勉強法を知る機会もありました。

 

 

勉強の質を高めればこれだけ、つまり4ヵ月349時間で合格も可能でしたが、自信が方は勉強時間を増やしてください。

 

そして、自信がある方でも、ギリギリ合格ラインよりは勉強すればするほど運要素に左右されなくなるので、たくさん勉強してください。

勉強時間という意味で私のマネはしない方がいいです。

 

 

つまりこの記事で伝えたかったのは、勉強は少し早く始めた方がいいこと、あと少ししか時間がない人も諦めないで欲しいこと、ついでに出願のあれこれは思ったより時間がかかるよ、ということです。

 

みなさまは、私よりもたくさん勉強して、余裕の合格を勝ち取ってください。

応援しております。

 

 

ついでに使った参考書などを載せておきます。

 

まずは心理院単です。

専門用語の英単語は全部これで覚えました。

単語帳はこれ一択です。

英語が得意な人でも、専門用語の英単語を学ぶ機会はなかったと思うので、買って勉強する必要があります。

 

 

用語メモの作成は主にこの鉄則10&キーワード100の教材を使いました。

他にも使った本はありますが、最初の一歩がこれでした。

 

 

もう1つ、心理英語の長文和訳練習でおススメの教材です。

心理院単と同じ作者の問題集です。

長文和訳も、特に全文訳や部分訳が出る人は買って勉強した方が良いです。

 

 
心理英語の和訳の教材には「鉄則10&キーワード100」のシリーズにも心理英語編があって、私は両方買いました。
どちらもそんなに変わらないですが、こちらの読解&文法マスターの方が解説が丁寧で、文法の説明も何かと丁寧なので良いと思います。
 
こっちをやり遂げて、量的にもう1冊やりたい!ということであれば、「鉄則&キーワード100」をおかわりするのも良いと思います。
 
 

いくつか私が書いた大学院入試の記事でちゃんと皆さんの役に立てそうだと自信のある記事だけ載せておきます。

(お役に立てる自信のない記事もあるのです笑)

 

臨床心理士・公認心理師指定大学院模試の一覧と特徴【プロロゴス・京都中央ゼミナール・中央ゼミナール】 - ぽっかぽか

大学院入試って合格点とかないので、模試は受けた方が良いですよ!!

 

臨床心理士・公認心理師指定大学院入試の面接対策【役に立つ参考書・サイト集】 - ぽっかぽか

これは私からのアドバイスというよりも、リンク集です。

面接直前期にはどうぞ。

 

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