ぽっかぽか

心理カウンセラーの卵(大学生)が日々の気付きを記録します。

個別指導の時間外労働とやりがい

こんにちは!あみかです。

 

個別指導のアルバイトを始めて、2年経ちました。

まだまだ上手くいかないことだらけですが、塾の中ではすっかり古い方の人間です。

 

 

さて、個別指導のアルバイトについて回るのが「ブラック」という問題。

時間外労働です。

 

授業1コマ〇〇円、というお給料の付き方で、授業準備や授業後の報告書・片付けの時間のお給料が支払われない、または支払われても、生徒対応などで延長した場合にその分のお金がもらえない等です。

 

 

この記事では、そういった時間外労働のブラックさと塾講師のやりがいについてお話します。

なお、私は1つの塾しか経験していないので、塾によって全く違うところはあるかと思います。

 

 

 

時間外労働の現状と問題点

 

現在のバイト先では、1コマ〇〇円で、授業準備、授業後の報告書等一切お給料が支払われません。

 

数コマ連続の場合間に休み時間があり、その時間は当然片付けや次の授業の準備、生徒とのお話などしています。

 

また、授業5分前に集まって簡単にお知らせなどを共有したりするため、必ずその時間には行かなければなりません。

生徒のお見送りもできる限り必須となっています。

 

そのあたりの時間もお給料は出ません。

この辺りが時間外労働となっています。

 

ちなみにコマ給は高いので、時間外労働含めて、時給換算しても、最低賃金を割ることはありません。

 

 

 

しかし、授業の時間働いて、それに見合うコマ給に同意して働いているのに、それ以外の時間に働く必要があってお金が出ないのは問題です。

 

契約書的にはどうなっているのでしょうか。

 

バイトとしてブラックという意味でも、生徒・保護者視点で授業の質が保証されないという意味でも問題です。

 

 

バイトとして、慣れていない新人が何コマも連続授業を持った場合、報告書の記入だけでも30分ほどかかることもありますが、すべて無給です。

ちゃんと計算すれば最低賃金を下回る可能性もあります。

 

授業前後の業務すべて含めれば1時間ほどかかる可能性もありますし、アルバイトとしては完全にブラックです。

 

 

 

 

 

また、授業の質という意味で、時間外労働の賃金が払われないならば、時間をかけて準備するのもむなしく、きちんと準備をしない講師もいます。

 

時間外労働は、必ず5分前にミーティングというのを除いて、必須ではありません。

準備に最低5分は欲しいところですが、授業によってはそれはできなくはありません。

報告書は授業中に記入することができるので、早く書ける場合は授業中に終わらせられますし、教材の片づけに5分もかからないでしょう。

 

最低限授業が行える準備は必須ですが、それ以上は自由です。

 

 

そして準備を怠った結果、授業中にプリント印刷のために慌てて席を立つ回数が増えることもあるかもしれません。

 

報告書を何とか授業時間内に書こうと必死になって、生徒が困っているのに気づかないかもしれません。

 

 

これらは直接的に生徒の成績や塾の評判にかかわり、売り上げにもつながると思うのですが、その辺りはどうなのでしょうね、経営者さん。

 

 

 

個別指導講師のやりがい

 

このように、少なくとも自分が働いている個別指導塾には時間外労働があり、ブラックと言わざるを得ません。

 

ブラックさとの付き合い方について、新人の頃、慣れた頃、そして今では随分違います。

 

 

 

新人の頃はまだブラックさというのは気になりませんでした。

いろいろなことを覚えたり、これから生徒のために頑張るんだ!という思いでいっぱいです。

 

 

そして授業にも教室にも少し慣れてきたころに気になり始めます。

 

どうせお金が出ないなら、いかに時間外労働を減らすか考えます。

準備片づけの効率化、準備のコストパフォーマンスを考え始めます。

 

絶対にやっておいた方がいいこと、どっちでもいいこと、かける時間のわりに効果が薄いこと、完全に無駄な努力。

 

かかる時間と効果を天秤にかけて、徐々に効果より時間を重視し始める。

 

比較的最近までこのような状態でした。

 

 

 

そして今、というより受験生が本格的に受験シーズンになったころからまた考え方が変わったように思います。

 

講師の事情はどうあれ、生徒にとっては一生に一度の高校受験。

 

別に今までのことを振り返り反省したわけではありませんが、自然と準備に力が入るようになりました。

 

 

今使おうと思っている教材よりもっといいものがないか探してみよう。

難しくて質問されそうな問題がないか、教材のチェックをしよう。

受験期なのに週1回の授業では足りない!できる限り授業時間を有効利用するためにできる準備はすべてやっておこう。

 

・・・これって、塾講師として当たり前のことではあります。

ですから程度の問題ですが、以前よりも確実に時間をかけるようになりました。

 

 

時間と効果の問題で、時間を度外視しがちになったといえます。

塾のために働いているのではなく、生徒のために働いているという気持ちにさせられると、なんでもできてしまう気がします。

 

学校教師がブラックなのとも似ていますね。

やりがい搾取という言葉がよぎります。

 

 

 

講師としては当たり前。

むしろそうやって真剣にすることが楽しくもあり、このバイトを選んだ意味でもある。

 

けれども、一般的なアルバイトとして考えれば、1日30分、1時間の無給の時間外労働はありえない。

 

大きなジレンマを抱えています。

 

 

 

この問題は、当然塾側がきちんとお給料を支払ってくれれば万事解決です。

授業準備・片付けにそれぞれ10分かかったとして、1コマにつきその時間の事務給を支払う「みなし」のような制度でも改善されるでしょう。

(それでも毎回10分で終わるとは思えませんが)

 

 

バイト側にできることとすれば、割り切って「生徒のために」頑張るか、辞めて時間外労働がない他塾を探すか(探せばたくさんあるようです)、全く他のバイトを探すか、どれかを選択するしかありません。

 

中途半端に、お金が発生しないからと準備などを疎かにするのは一番良くありません。

 

それでは個別指導のバイトを選んだ意味がありませんし、生徒にとっても不利益です。

時給が高いというだけでこのバイト選んだ人もいるかもしれませんが、目の前の生徒を蔑ろにし続けるのは気持ちのいいものではないでしょう。

 

 

 

というわけで、私は今、多少の時間外労働には目をつぶって、生徒のためにできることはする、かつ業務はできるだけ効率化する、というスタンスでいます。

 

今更他を探したいとも思えませんし、元々時給が高いから個別指導を選んだわけではないので最低賃金さえ割っていなければ問題ないという考えです。

 

今の慣れ親しんだ塾、講師、担当生徒との関りは続けたいですしね。

 

重要な時期の子供の勉強をサポートできるこの仕事、なんやかんや言ってもやりがいがあります。

 

 

 

現在、全員の受験の結果が出て、新年度に向かって気持ちを新たにしています。

 

しかし、新たに塾講師のバイトを始める人がいたら、きちんと時間外労働が支払われるか確認しましょうね(笑)

授業外に準備片づけが必要ないところなんてありませんし、コマ給しか書いていないところは基本的に出ませんよ~