ぽっかぽか

自信がないと感じている方が少しでも楽になるように、自信をもって生きられるように、支援するブログを目指します。

自己受容をベースにした自己肯定感

こんにちは!あみかです。

 

以前、自己肯定感と自己効力感の違いについてお話ししました。

自己肯定感と自己効力感の違いとは - ぽっかぽか

 

今回は、一見似たような概念である "自己受容" から、自己肯定感についてさらに考えていきます。

 

  

http://3.bp.blogspot.com/-EjnO5CcE6ZY/VnE3SX1-r_I/AAAAAAAA10M/CHni2B86O9k/s180-c/pose_makasenasai_girl.png

 

 自己受容とは

  

自己受容とは、ありのままの自分を受けいれることです。

「ありのままの自分」というと抽象的で分かりにくいですが、自分の『良いところ』も『悪いところ』も、そのまま受けいれることです。

 

成功しても、失敗しても、自分は自分。

頑張っていても、怠けていても、自分は自分。

 

何か良くない性格を持っていたとしても、それもまた自分。

 

 

 例をお話します。

ある人は、人見知りだとします。

 

そのとき、「人見知りな自分はダメだ」と思うのは自己否定です。

また、「人見知りをしても、じっくり考えて話すことができるというメリットがある」と肯定的に捉えようとするのは自己受容ではありません。

 

単に、「自分は人見知りをしてしまう性格なんだ」と受け入れるのが自己受容です。

 

自己受容はただ受け入れるだけです。

それを肯定したり、否定したりと評価をすることはありません。

 

 

自己受容をベースにした自己肯定感

 

 自己受容ができてくると、徐々に自己肯定感も高まってきます。

 

自己肯定感とは、そんな自分を受け入れるだけでなく、そんな自分も含めて、どんな自分であっても自分には価値がある、と考えることです。

 

 

もう少し詳しくお話します。

 

 

まず、もし自分が嫌いだとすると、それは自己否定をしていることになります。

 

その後、「そんな自分でも、それが自分だ」と受け入れられたら、自己受容ができたということです。

 

さて、自己肯定感が高いというのは、「どんな自分であっても、自分には価値がある」と思うことです。

自己受容を続けていると、いつの間にか自然とこれができるようになってきます。

 

これが、自己受容をベースにした自己肯定感です。

 

 

自己受容・自己肯定感と向上心

 

ところで、このような話をすると、自己受容や自己肯定感が高いという状態というのは、向上心がないような感じもしますね。

 

「どんな自分でも価値があると思うようになるなら、良い自分にならなくてもいいのだから、頑張らなくなるっていうこと?」と思うかもしれません。

 

けれども、実は、自己受容ができてくると、それを土台として向上心を持つようになります。

不思議なようですけれど、自分をしっかり受容できるからこそ、安定した心の状態で、自分の将来を考えることができるのです。

 

 

まとめ

 

自己受容とは、ありのままの自分を受けいれることで、自己受容ができてくると、自己肯定感も高まるというお話でした。

 

自己否定感が強い人が、いきなり自己肯定感を高めるのは難しいかもしれません。

そんなときは、まずは自己受容からチャレンジしてみましょう。

 

それではここまで読んでいただき、ありがとうございました。