自信を高める6大要因|根拠のある自信・根拠のない自信・その土台と促進要因
こんにちは!自信の高め方を研究しているあみかです。
自信の高め方は実に様々ありますが、分類していくと、6つに分けることができます。
ここでは、自己統制可能(自分で高めることができる)な要因のみを扱います。
自己統制ができない要因で代表的なものには、親からの愛情、幼少期の経験があります。
これは自信に大きく影響するものですが、親が愛情を与えてくれるかどうかも、幼少期の経験も、今の自分では変えることはできません。
よく言われる、「他人と過去は変えられない」に該当するものです。
これらを省いた上で、自信を高める要因は6つに分類することができます。
これから詳しくご紹介します。
6つの概要
自信を高める要因は6つに分けられるといいましたが、自信の構成要素自体は大きく2つに分けられます。
「根拠のある自信」と「根拠のない自信」です。
「○○ができるから自分はすごい!」と考えるのが根拠のある自信、「○○ができてもできなくても、自分には価値がある」と考えるのが根拠のない自信です。
この2つには、一長一短がありますが、どちらも重要なものだと考えます。
根拠のある自信は「(根拠の)成長」「根拠の認識」の2つに分けられ、根拠のない自信は「自己尊重」「人間関係」の2つに分けられます。
この「成長」「根拠の認識」「自己尊重」「人間関係」で4つの要因となります。
そして、これらを支える土台となるのが「心身の健康」です。
さらに、これら5つの要因を促進する要因が「人生の目的」です。
「成長」「根拠の認識」「自己尊重」「人間関係」「心身の健康」「人生の目的」の6つが自信を高める6大要因になります。
次に、6つの要因を1つずつ説明します。
根拠のある自信
根拠のある自信は、根拠となるものを成長させていく「成長」とそれを正しく認識し、自信とする「根拠の認識」の2つからなります。
成長
まず1つ目、成長です。
成長というのは、根拠のある自信の「根拠」となるものを成長させていく方法です。
根拠には、「経験」と「能力」の2つがあります。
「経験」は、主に成功体験や達成経験と呼ばれるものです。
目標達成や早起き、読書などの習慣化などがあります。
また、必ずしも成功しなくても、努力した経験も自信の根拠となり得ます。
「能力」は、英語力やパソコンスキル、コミュニケーション能力などの具体的な能力のことです。
身体的魅力なども含みます。
これらも、自信の根拠となってくれます。
根拠の認識
根拠のある自信の2つ目、根拠の認識です。
これは、成長によって得られた経験や能力を認識することです。
できることよりもできないことばかり考えてしまうことはありませんか?
いくら能力が向上していても、できないことばかりに注目していたり、他人と比べて自分はダメだと考えたりしていると、自信にはなりません。
経験や能力は正しく認識する必要があります。
具体的には、過去の成功体験や人から褒められた経験を思い出したり、自分の強みや得意なことを考えたりすることです。
日常的に自分を褒めるのも、根拠の認識の1つです。
根拠のない自信
次に、根拠のない自信について解説します。
根拠のない自信は、それこそ親からの愛情のような自分で変えられない部分が大きく占めていますが、自分で変えることもできます。
自分を大切にする「自己尊重」と、「人間関係」の要因の2つがあります。
自己尊重
まず、自己尊重は、日頃から自分を大切にすること、自分を受容すること(自己受容)などがあります。
自分を大切にするというと曖昧ですが、自分がしたいことをする、自分の意見を主張する、自分の大事にしたいものを大事にする、といったことです。
流されたり、むやみやたらと我慢することなく、自分の意志を大切にすることです。
自己受容は、ありのままの自分を受け入れることです。
「こんな自分は嫌だ!」ではなく、「これが自分だ」と受け入れることです。
無理に「こんな自分が好きだ」と肯定する必要もありません。
好き/嫌いの評価をせずに、自分を受け入れることです。
人間関係
次に、人間関係の良好さです。
家族関係、恋人関係、友人や仲間の存在のことです。
人間関係が良好であれば、そういった人たちに何となく自分が受け入れられている感覚が生まれ、それが根拠のない自信に繋がります。
他者を変えることはできませんが、他者との関係性は自分で変えることができます。
心身の健康
根拠のある自信、根拠のない自信を支える土台となる要素が心身の健康です。
十分な能力があって、自分を大切にできていたとしても、風邪を引けば一時的に気が弱るのはよくあることです。
長期的な病でも、自信を支えるのが難しくなることがあります。
もちろん、病気にかかっていると自信を持つことができないということはありませんが、どちらかというと健康である方が自信を維持しやすいのは間違いがありません。
また、病気かどうかだけでなく、病気ではなかったとしても、より健康体であった方が自信を持つことができます。
心の病の場合には、よりダイレクトに自信に影響します。
そのため、体の健康と心の健康、その両方が重要です。
体の健康に関しては、食事・睡眠・運動・飲酒・喫煙が基本的な影響要因です。
日々の生活習慣になります。
心の健康に関しては、ポジティブ感情、ストレスマネジメントなどがあります。
ポジティブ感情というのは、「憂鬱」や「不安」ではなく、「楽しい」「嬉しい」といった感情のことを言います。
普段最近楽しいと感じる人の方が最近憂鬱だと感じる人よりも自信を持ちやすいという意味合いです。
ストレスマネジメントは、名前のままで、ストレスを溜め込まないように管理することです。
心理学では、ストレスへの対処の方法には、「問題焦点型コーピング」と「感情焦点型コーピング」の2つがあるとされています。
コーピングは対処法という意味です。
問題焦点型コーピングは、ストレスの原因となっている問題を解決しようとするものです。
感情焦点型コーピングは、ストレスの原因には目を向けず、気晴らしなどでストレスを解消しようとするものです。
これらのコーピングを使って、ストレスを管理するのがストレスマネジメントとなります。
人生の目的
最後に、上記の5つの要因を促進する要因である、人生の目的です。
人生の目的、意義、生きがい、大きな夢、志、ミッション、ビジョンなど似た概念はいろいろあります。
何にしても、それらを持つことで、自信を高めるのを促進してくれます。
人生の目的があれば、行動が活性化されるので、成長の速度が速くなります。
よりいきいきと生きられるので、心の健康にも良い影響を与えます。
目的のために生き生きと生きていると、他人の目が気にならなくなって、自分を大切にできたり、人間関係が良くなったりするかもしれません。
このように、人生の目的は、必ずなくてはならないものではありませんが、自信を高めるスピードを速めてくれるものです。
まとめ
以上が、自信を高める6大要因です。
根拠のある自信から「成長」「根拠の認識」、根拠のない自信から「自己尊重」「人間関係」、自信の土台となる「心身の健康」、これら5つの促進要因である「人生の目的」です。
自信を高める方法は数多く存在しますが、その全てがこの6つのどれかに当てはまります。
自分には自信がないと感じる方は、この6つのうちどれが弱いのか、逆に十分に持っているものはあるか、考えてみてください。
今回は6つを1度に紹介したため詳しい説明や具体的に何をしたら良いのかは省きましたが、今後それらをご紹介します。
本日はここまでご覧いただき、ありがとうございました。