なぜ日本人は自己肯定感が低いのか
こんにちは!あみかです。
日本人は自己肯定感が低いと言われています。
特に、若者は先進国の中ではかなり低いというデータがはっきりと出ています。
また、感覚的にも外国人は自信がありそう!なんてイメージもありますよね。
そんなわけで、なぜ日本人は自己肯定感が低いのかを考えてみます。
文化の問題
日本は謙虚な文化といいますよね。
おごらない謙虚な姿勢というのはいいものです。
自分よりもすごい人はたくさんいるから、偉そうにせずに見習おう、という姿勢は素晴らしいです。
けれども、それが単に自分を下げるものになってしまいがちです。
自分は何もできない・・・
自分なんてまだまだですから・・・
それが他者を尊重する姿勢ならいいですが、多くの場合、自分を下げるだけの謙虚さというのは、実は他者も見下しているということが多いです。
そういう人は、「自信がない」という状態になるのですね。
本当に謙虚な人は、自信があるものです。
教育の問題
【はぁ〜、自分に自信がない】外人が自信満々に見える理由とは? | 感情コントロールなら感情クリアリング
上記のサイトを参考にしましたが、日本は失敗を叱る教育、外国(英語圏)はできたところを褒める教育だそうです。
私も確かにそういうところはあるかなと思います。
できなかったことに焦点を当てるか、できたことに焦点を当てるか。
これは、自分の長所に焦点を当てるか短所に焦点を当てるかで自己評価が変わってくるのと同じことですね。
「褒めて伸ばす」という言葉があります。
これをすると、根拠のある自信がつということですね。
日本人特有なのか外国人もそうなのかは分かりませんが、基本的に短所は克服しようとしますが、長所はほったらかしですよね。
短所克服は重要ですが、それは得意な人の何倍の努力が必要なことで、同じだけの努力を長所に注いだら、もっと大きな成果が出るかもしれません。
学校というのは、各教科の平均や合計で評価されるため、どれも平均的に勉強したり、苦手教科から勉強した方が効率よく点を挙げられます。
90点の科目を100点にするよりも、40点の科目を70点にする方が早いからです。
けれども、勉強以外のことでは、どれも平均的にできるようになる必要はありません。
100点という満点があるわけでもないので、長所はどんどん伸ばしていけばいいのです。
どれも平均的にできる人を器用貧乏と言いますね。
自己肯定感を高めるためにも、長所を伸ばすことは大切です。
まとめ
というわけで、少し話がそれましたが、日本人の自己肯定感が低い原因は、謙虚な文化と叱る教育にあると考えられます。
謙虚というのも、本物の謙虚な姿ではなく、空虚な謙虚であるように感じられるとお話しました。
ここまでお話しましたが、自分や周囲の人の自己肯定感が低かったとしても、国のせいにしていては何も始まりません。
自分は嘘のような謙虚さを持っていないか、短所ばかりに目がいっていないかを確かめて、自分の肯定感を高めていきましょう。